まち歩き日記ー本郷まちなか編ー

2020 8 27 日(木)天気:晴れ

メンバー:あゆちゃん、かおりん

負けず嫌い欲張りS58 年組  本郷を歩く

まちあるきの 1 週間前あたりから、LINE でちょこちょこ打ち合わせ……もちろん内容は小道具と服装と、ちょっとだけコースのこと()

いつもは全員で歩くまちあるきですが、今回はコロナ対策や熱中症対策などの関係で、3つのグループに分かれることになりました。当初予定していたルートを3つに分けたことで、欲張り組の欲張り炸裂!! 気になるスポットを言い合っていると、もう全部回っちゃえばいいんじゃないかと。「本郷の街並みってレトロよねー」という話からふと思い浮かんだのは、「レトロって何だろ……」。きっと子どもたちから見たら、私たちもレトロなんだろうな……なんて思いながら()

街並みに合いそうなアイテムをお互いに準備して迎えた朝。「ねーねー台風来とるらしいけど、もし直撃したら引退するわ」と言っていたかおりん、どうやら引退はまだ先のようです。当日は晴れの中でも、写真の映える最高の空でした!

本日のスタートはここ、国道から少し入った畑の傍を通る赤い橋『小原橋』。着物や番傘が似合いそうな橋だなとず~っと思っていました。残念ながら2人も着物とはほど遠い生活? 性格?。でも、おばさんたち大はしゃぎ! すれ違う人に二度見されても平気平気!! だって、こんなに素敵な場所なんだもん! 

緑鮮やかな木と橋と空と川。きっと素敵な写真が撮れるとイメージして持参した風船、ダリアの造花、自宅の庭から切ってきた黄色いお花。『橋の人かおりん』として、はっちはっちの間では有名なかおりんの今日のメイン写真です笑。

そしてテンションMAX になったかおりん、ふざけたわけじゃないんですよ。誰よりも真面目な性格なので。真面目にはっちはっちの『8』ポーズした結果です。

 

 

キラキラ光る水面を見ながら、本日のメイン撮影()を終え、かなり満足して本郷駅方面へと向かいます。

本郷図書館のそばにある、背を合わせ北と南を向く2体のお地蔵様は、悪疫退散と交通安全のご加護があるとされている『両面地蔵』です。江戸時代天保の頃、飢餓と悪疫の流行で多くの子どもたちが亡くなったのを哀れに思った本郷町の尼寺の尼が、人々の癒霊と供養のために願主となり、下市と上市それぞれにお地蔵様を建立したところ、町内に悪疫が流行しなくなったと言われています。それを由縁に昭和の初期、そのほぼ真ん中に当たるこの場所に、町の有志の手で両面地蔵が建立されたそうです。

全国にもこの両面地蔵を広く知ってもらいたいという思いから『両面地蔵クッキー』が作られ、近くの酒屋などで販売されているのです。この両面地蔵クッキーを購入するのも今回の目的の1つでした。

本郷駅のすぐ目の前、ガードレールの横に建つ石柱を見つけました。古い字で『古高山小早川城址』とあります。本郷町は、小早川氏の居城として築かれた高山城、その対岸に小早川隆景が築いた、続日本 100 名城にも選定された新高山城がある城下町です。そこで、小道具でいっぱいのかばんをゴソゴソ……。取り出したのは『ヤッサ饅頭本舗 小早川隆景公』。
町中に流れる水路をたどり、あゆちゃんが気になっていた石柱を撮影しに本郷駅の方へ向かいます。途中、あゆちゃんが事前にチェックしてくれていた『歯の資料館』を発見! ちょっと気になりましたが、また今度ということで、入り口だけ撮影させていただきました。

 続いて2人が向かったのは『恵美須神社』。土地の有力者や商人達が恵美須様を勧請してえびす堂を建て、五穀豊穣と商家の繁栄、平和祈願をする祈祷所として1532 年~1558 年頃建立されたといわれています。神社にあったこの資料からも、本郷町の歴史を感じました。この神社には「鯛の 2 枚合わせの扁額」「鯛の形に彫刻している手洗い鉢の水だめ」「お互いに子どもを連れている唐獅子」など、他では見られない面白いものが満載です。

さて、事前調べによると先ほどの両面地蔵の元となった、上市地蔵と下市地蔵が近くにいらっしゃるはず。 恵美須神社を右に曲がって昔の街並みが残る素敵な通りを散策します。暑さもあって、いつも以上に自由爆発の 2 人。気になるものだらけですが、大きな鐘つき堂が印象的な寂静寺は、またゆっくり参拝させていただこうということになりました。

 

 

そうこうしながら、やっと目的の『実広醤油』さんに到着。

ちょと写真を撮らせていただこうと名刺をお渡しすると、「奥に使っているお醤油の樽とかがあるんで、撮られますか?」と。ありがとうございます!ルンルンでお邪魔しました。奥に進むと、お醤油のとってもいい香り!大きなお醤油の樽や、歴史を感じる建物。

感動していると、奥さまが出て来てくださいました。ここは 100 年くらい続くお醤油屋さんなんだそうです。ここで、あゆちゃん 「100 年というと、この目の前にお醤油の蔵元の建物……」。

てっきり、こちらのお店とつながっていると思っていたら、どうやら別のお醤油屋さんなんだそうです。それを聞いて、「この辺りはお醤油やさんが多かったんですか?」と質問を変える機転!  そんな話から、この辺りは酒屋さんも多く、水がおいしいという話になりました。

実広醤油さんで作られている『うまみ』というお醤油は、本郷の天然水を汲みに行き、作っておられるんだそうです。また、工場などで大量生産されているところとは違い、湿度や気温によって調整しながら木の樽で作るお醤油は、やはり味が全然違うとお客さんからの声も多いそうです。無料で配達をされたり、ビンを回収してまたなくなる頃に配達……お客さんとの関係もいいなと感じました。購入させていただいた「風味醤油 うまみ」。あゆちゃん情報によると、中に昆布が入っているそうです。使い切ったらまた買いに行きたいなと思うお店でした。

 

暑さで若干疲れが出てきた2人。でも、面白い通りで、「お好み焼き屋さんにクリーニング屋さん、お米屋さん、はんこ屋さん、酒屋さん、衣料品店…なんでもあるね!」と会話が弾みます。精米機やレトロな看板、かわいい鳥かごの電灯などにに惹かれながら、気づけば三原臨空商工会の近くまで歩いていました。目的は両面地蔵クッキー! さきほどの実広醤油の奥さまに、ここで売っていると教えてもらったのです。中に入ると、右手に本郷の特産品が並んでいました。朝写真を撮影させていただいたお米屋さんや実広醤油さんの商品。そして両面地蔵クッキーの文字も。しかし!商品がなかったのでお聞きしてみると、このコロナの影響で急激に売上が減少したことや、賞味期限が長くないことで現在は生産を中止されているんだそうです。残念でしたが、復活されたら是非食べてみたい!!!


 

 

三原臨空商工会を出て本郷駅に向かおうとしたところ、灯籠が目に入り吸い込まれるように歩いて行くと、なんとお地蔵さん。もしかして…そう!下地地蔵でした。お参りしようと近づくと、「サル!」とあゆちゃん。お地蔵さんの土台にサル

ここで少し話が戻りますが旅の打ち合わせの中で、久井稲生神社のはだか祭で「今年は女の子たちに法被を」という取り組みをされた未申会(みしん会)さんからいただいた手ぬぐいを、発信できていないからどこかで写真を撮りたいとあゆちゃん。手ぬぐいにサルがプリントしてあります。結局、暑さ対策で手ぬぐいを巻いていこうということになっていたのですがまさかここでさるに会えるとは! 何でも言葉にしてみるもんだなあと 2 人で盛り上がりました。「でもなんでサル?」と不思議には思いましたが、台座横の天保 6 年を見て、「さる年だったんかね」「そうかもね」……勝手に納得()

下市地蔵の前に気になった灯籠があったのは、西念寺さんでした。時間の関係でまたの機会になりましたが、「本郷の寺社めぐりもしたいね」と。

 寄り道をしながらの散策でしたので、平日の午前中だけ開いている本郷町観光協会へギリギリ間に合いました。ここには、高山城・新高山城の御城印や新高山の『城カード』が置いてあるそうです。「どうぞ」と笑顔で対応してくださった観光協会の方。今日本郷の街歩きをさせていただいたことをお伝えすると、何と!!!城カードと魅力たっぷりのMAPをくださいました。

このMAPは本郷町観光協会にしか置いていないそうですが、すっごく詳しく町のことが書いてあり、可愛いイラストも!このMAP が出回っていないことがもったいない!! 配って歩きたいくらい!

こんなことなら、1 番にここに来れば良かった……

MAPをよく見ると、歩いてきた道に見落としている魅力がたくさん!リベンジを決意しました。そして衝撃の事実も発見!! このMAPによると、先ほどのサルは『猫のような獅子』なんだそうです(苦笑)。

最後に、本郷町観光協会そばにある『アーリーサンタ』へ。美味しいと有名なシュークリームを購入して本日終了です。

本郷駅前の駐車場に戻り、2 人で写真忘れとったね苦笑と記念に 1 枚。

いやー暑かった!!!運動不足の私たち、きっと明日は筋肉痛。でも、本郷っておもしろい! 歴史と街並みとさすが『西国街道のヘソ』と言われることはあります。いつかこの状況が落ち着いたら、メンバーみんなで一緒に歩きたい町でした。

おしまい。

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